禁煙なんて簡単さ、だって・・・
当院では禁煙外来を行っています。
たばこを吸うことは体にとって有害ですが、怖いのは習慣化してしまうと止めるのが難しくなるところです。たばこに含まれるニコチンは脳に届き作用するまでの時間が非常に短いので、いわゆる離脱症状が緩和するまでが早く、その分喫煙の欲求が強くなってしまいます。
たばこの煙には有害物質や発がん物質が含まれ、喫煙は生活習慣病よりも寿命を縮め、肺その他20か所もの発がんリスクを上昇させるとも言われています。肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の発症リスクでもあります。受動喫煙の健康への影響も無視できません。
しかし禁煙することは簡単ではありません。前述しましたようにニコチンに依存性があるためです。禁煙補助薬であるニコチンパッチという貼り薬、もしくはチャンピックスという内服薬を使用しますと、禁煙中の喫煙欲求がある程度緩和され単独での禁煙よりも禁煙がしやすくなる作用があります。国がニコチン依存状態を疾患と認識し、保険診療で禁煙補助薬を処方できるようになったことは良いことだと思います。ただやはり、禁煙補助薬は「補助」の位置づけです。禁煙の「主役」は本人の止めたいという気持ちとなります。
禁煙をすると起こりうる良いことをイメージすると、禁煙継続の助けになります。当然たばこ購入に費やしたお金がかからなくなりお金が貯まります。睡眠の質が良くなり、痰が減ります。口の中がさっぱりします。衣類や室内にたばこのにおいが付かなくなります。受動喫煙による周りへの影響が無くなります。火事のリスクが減ります。
禁煙治療の詳細は、当院の禁煙外来を見ていただけますと記載しております。禁煙はいつから初めても遅すぎることはありません。
「禁煙なんて簡単さ、だって俺なんて何十回も禁煙してるぜ」なんていうジョークもありますが、禁煙に少しでもご興味がありましたら、是非ご相談ください。
