暑くなってきました、痛風の季節です
痛風、それは足の親指の付け根が腫れて痛くなる病気、患部に風が当たるだけでも痛いので「痛風」と名付けられました。実は、足指以外の関節でも腫れて痛くなることも珍しくないのですが、痛風といえば足の親指が腫れるイメージが強いようです。
血液の中の尿酸という物質が増えますと、尿酸が結晶となり関節に沈着します。沈着が増えますと関節に炎症を起こし「痛風」を発症します。足指に痛風が起こりやすいのは、足先の体温が体幹の体温より低いため結晶ができやすいのです。
血液の尿酸の一部は尿に排泄されますが、気温が上がると汗をかき尿量が減ります。尿に排泄される尿酸の量が減るので血中の尿酸が増えます。ゆえに夏に痛風の患者さまが増えるわけです。痛風にならないためには、特に夏には水分補給が大切です。
もちろん清涼飲料水やアルコールでの水分補給はお勧めできません。両者とも尿酸値が上がるためです。アルコールの中でもビールは尿酸値が上がりやすいですが、他のアルコールでも尿酸値は上がります。また、果物も注意が必要で、果糖を取りすぎると尿酸値は上がります。食べ物に含まれるプリン体が体の中で代謝され最終的に尿酸になるのですが、実は肉類も魚類もプリン体量はそれほど変わりありません。尿酸という見地からは、魚の食べ過ぎも尿酸値が上がるので注意が必要ですし、総じてカロリーの摂りすぎは尿酸値が上がるということになります。
これから暑くなる季節、足の指が疼き出したら要注意、水分多めに、食べ過ぎ飲み過ぎに注意ですね。
