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早朝高血圧にご用心

[2025.08.02]

第1回目は早朝高血圧のお話をします。

文字通り朝の血圧が高い状態を早朝高血圧といいますが、起床後1-2時間以内の血圧が135/85mmHg以上が定義となります。

2通りのパターンがあり、前日の夜から高血圧が持続している場合と、夜間は下がっていた血圧が早朝になり上昇する場合です。後者はモーニングサージ(サージとは上昇する、の意味です)と言われています。いずれにせよ適正な血圧値にすることが大切です。

降圧剤による内服治療も大切ですが、やはり減塩が大切です。塩分を取りすぎると、血液内の塩分を薄めようと血管の外の水分が血管内に移動します。結果、循環血液量が増えて血圧が上昇します。塩分の他に、喫煙やストレスも血圧上昇に関与します。

現在長時間作用型の降圧剤が主流ですが、24時間一定の効果が維持されるわけではありません。早朝高血圧が目立つ場合は、降圧剤を夕食後や就寝前に内服していただき、効き目のピークを朝に持っていくという方法もあります。

睡眠時無呼吸症候群も無視できません。睡眠中に上気道が狭くなり、無呼吸状態が頻回におこる状態です。睡眠中にストレスがかかるため夜間に血圧が上昇し早朝まで高血圧が続く場合もありえます。

早朝高血圧が続くと心血管疾患のリスクとなり得ます。家庭血圧を測定することが大切な理由の一つが、早朝高血圧の有無を調べることなのです。

 

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