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夏の大敵、熱中症

[2026.06.20]

暑くなってきました。年々夏が早くやってきます。熱中症のリスクが高まる時期ですので、今回は熱中症のお話です。

環境の影響により深部の体温が上昇し、発汗などによる放熱でも体内の熱が放散しきれなくなり脱水となり、塩分などの電解質のバランスが崩れた状態を熱中症といいます。屋内でも高温、高湿度の環境では、体内の熱を放散しにくく熱中症になりえます。

また、ご年配の方やお子さんは体温調節機能が充分でない傾向があり熱中症のリスクが高い傾向があります。お子さんは身長が低めのため、地面からの輻射熱を受けやすいのも熱中症になりやすい原因の一つです。

熱中症は3つの状態に分類されます。

I度:軽症(現場での処置で対応も可能)
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、こむらがえり、大量の汗
<対応>涼しい環境で体を冷やし、水分や塩分の経口補給を充分に行う

II度:中等症(医療機関受診推奨)
頭痛、気分不良、吐き気、嘔吐、だるさや倦怠感、腋下体温38度未満
<対応>体温管理、水分・塩分補給(点滴)、改善なければ入院

III度:重症(入院、集中治療)
意識障害、けいれん、四肢の運動障害、腋下体温38度以上、汗がでない
<対応>冷却、呼吸循環などの全身管理、集中治療管理

暑い環境にいて体調変化を感じたら、すぐに日陰や、可能であれば冷房の効いた屋内に避難しましょう。衣類を緩めて風通しを良くし、首や脇の下、太ももの付け根を冷やすとよいでしょう。冷えた水分や塩分を補給(スポーツドリンクや経口補水液など)しても状態が改善しなければ、医療機関を受診したほうがよいでしょう。

予防としましては、屋外にいる時はなるべく日陰を歩き日傘や帽子を使う、市販の冷えたペーパータオルを携帯し暑く感じたら顔以外にも頸部や脇の下を拭く、喉が渇く前から水分補給をするのがお勧めです。予防的な水分ミネラル補給にスポーツドリンクは糖分が多めのため、ミネラルを含む麦茶がよいでしょう。

これから益々暑くなり、よりいっそう熱中症に注意が必要です。暑い環境にいる時は、まずは熱中症を意識していただき、今回のコラムをご参考いただけたら幸いです。

 

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