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コレステロール、軽く見られがち?

[2026.03.21]

健診の血液検査などで大抵測定するLDLコレステロール。
いわゆる「悪玉コレステロール」ですが、高血圧症や糖尿病と比べて、何となく軽く見られているような印象があります。

「血圧が高い」「血糖値が高い」と比べて「LDLコレステロール値が高い」は世間一般的にインパクトが弱いのではないでしょうか。それはおそらく、高血圧症や糖尿病と比べて脂質異常症(ここではLDLコレステロール値が高い状態)の認知度が低いからかもしれません。LDLコレステロールが高い状態が続くと何がまずいのか知っていただくことが大切と考えます。

LDLコレステロール値の高い状態が続くと、動脈の内側の壁にプラークというものができ内腔に広がっていきます。すると内腔が狭くなり血液がスムーズに流れにくくなります。さらにプラークが広がるといよいよ内腔を塞いでしまい血液が流れなくなります。そのようなことが心臓に起こると心筋梗塞、脳に起こると脳梗塞になります。こうなると大ごとです。

やっかいなことに、動脈の内腔はかなり狭くならないと症状が出にくい傾向があります。症状が出た時はかなり内腔が狭くなっている、もしくは完全に詰まってしまっている状態のことが多く、そこまで進行させないことが大切です。

動脈内にプラークができやすくなる他の原因として、高血圧症、糖尿病、喫煙があります。脂質異常症に加えて他の原因も合わせ持つ場合、プラーク形成がさらに進行しやすくなります。

治療法としましては、食事療法や内服治療となりますが、内服治療の適応も各患者さまそれぞれで一概には言えず、健診などでLDLコレステロールが高いとの結果が出ましたら、まずはご相談下さい。

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